No.27 風邪は風寒型、風熱型、暑湿型の3タイプ 【身体と宇宙と】Beginer

こんばんわヒラタです◎

昨日は神日でした。

八月の朔日は「八朔」と呼ばれており、各地で色々風習があります。

本来の八朔は旧暦なので、新暦だと8月末〜9月上旬頃になります。

山形の出羽三山では8月下旬頃に山伏修行の秋の峰が一週間行われます(はじめての人はこの峰中で山伏名を頂きます。)

そして山伏名を頂いた新人がオフィシャルデビューするのがこの秋の峰の最終日に開催される「八朔祭」というお祭りです。一般の参列者も集まって豊作を祈願します。

◽️夏は水風呂でシャキッとスイッチを入れる

しかしまぁ暑いですね……

7月は週一くらいで近所の銭湯に足を運びました。

サウナと水風呂が目当てですが、
特に水風呂です。
(菊名の銭湯「福美湯」はいつも15〜18℃キープなので何気に素晴らしい名所です)

毎朝バケツで水をかぶって水行していますが、
さすがに七月入ったあたりから風呂場の水がぬるくてかないません。

冷たくないとシャキッとしないので、
交感神経のスイッチが入らないのですよね。

冬の滝行もそうですが、寒冷刺激は甲状腺ホルモンを促します。
つまりエネルギー代謝があがるので、免疫活動も高まるのです。
いいことずくめ◎

以前、自律神経の回で書きましたが、夏は実は低気圧によって副交感神経優位になりがちです。
(※バックナンバー→https://04auto.biz/brd/BackNumber.htm?acc=jazzsenshi&bid=8)

副交感神経優位はリンパ球が活性化されるため、アレルギー症状も出やすくなります。

そのため春〜夏の時期はアトピーや喘息が出やすくなります。

逆に顆粒球の活動が抑制されてしまうので、体表の免疫活動が低下します。

夏にお腹の風邪(細菌の繁殖)が多いのもここに要因があると考えられます。

先日、水虫の相談をされましたが、夏に水虫になりやすいのも、

暑くて蒸れやすいという環境要因はもちろんのことですが、そこを気を付けてもなる時はなります。

その理由としては、

夏は季節的に副交感神経優位となるため、顆粒球の活動低下による皮膚の免疫低下が起こるのが水虫の本質と考えられます。

これは私の経験も含めて感じています。
(“ものもらい”もおそらくここが要因としてあります)

公共浴場やプールなんてどう考えても水虫菌は沢山いますからね。
(フットマッサージ経験者などは理解して頂けるかと思います。あれ?というケースは意外と多いですよね。。。そう、結構多いのですよ、持ってる方は)

衛生環境を保つことは確立を下げるのである程度の意味はありますが、それでもゼロになるわけがありません。

ふだんから水虫菌も多少はくっついていて、体表の免疫活動が低下すると繁殖して”感染症”として顕在化する。こう考えたほうが実生活に伴っているんじゃないかなと思います。

(このほかに”エネルギー代謝の低下によって皮膚バリアが弱くなる”という要因も実はあります)

◽️ サウナは腠理の開闔を整える

猛暑のシーズンは、朝に走ってしっかり汗を流しておくと一日が比較的楽になります。

汗だくで一度身体が冷却されるからなのですが、汗腺が開きやすくなっているのを感じます。

東洋医学では「腠理の開闔」という概念があります。

腠理の開闔によって発汗を調整し、体温を一定に保ちます。

腠理(そうり)は、毛穴や汗が出てくる穴のイメージで、ここを開けたり閉じたりすることを腠理の開闔といいます。

サウナの効能を東洋医学的観点でみれば、
この腠理の開闔を整えてくれるとも言えます。

汗腺の働きがよくなることで、体表に気も巡りやすくなり体温調節が楽になります。

とりわけいまの日本人は冷房で汗がかきにくくなっています。

熱中症になるのはそのためです。
(あと塩不足)

暑い時期だからこそ、サウナでしっかりじっくり汗をかきつつ、水風呂でシャキッと締める。

これによって心身は確実に整います。

暑いこの時期だからこそ、
「意図的に汗腺を開かせる」ことを意識してみてください。

◽️風邪は3タイプ

参院選が終わった途端に陽性者数が増えるという茶番がまた繰り返されていますが、

いちばんの原因は国民が”無関心=調べない”の一言につきます。

いまだに

・PCRを受けてはいけない
・PCRを受けても意味がない

このことを理解していない人が多いことに正直驚きを隠せません。
(PCRがなぜダメか、もし知らない方がいるようでしたら解説しますが…)

受けるならせめて抗原検査にして欲しいものです。。。。

コロナと診断されても神奈川県などは自宅で療養しなさいと言われる始末なので養生するしかありません。

つまりは風邪なのです。

ということでまず風邪のタイプを見極めましょう。

中医学的には風邪は3タイプに分類されます。

風寒型、風熱型、暑湿型、
この3つに分類されて、いずれかによって食べるとよいものも変わってきます。(レトルト食品ではよくなりません)

以下ご参考ください。
https://ssl48.net/ImgFile/jazzsenshi/002-3n9qtO.jpeg

夏ならば風熱型か暑湿型が多そうですが、最近の日本は冷房で寒さにさらされるので、秋冬と変わらず風寒型も多いです。

この場合だとくず湯が早めの対処に最適です。

くず湯のくず(葛)は葛根湯の葛です。

風邪のひき始めは葛根湯ということは知られていますが、ほとんどの人がタイミングが遅いので実は効いていないケースが多いです。

ほんのわずかに悪寒や不調を感じた時点で飲むことで、汗をかかせて治すのが葛根湯です。

葛根湯って効くの?
と実感を得たことのない方は
この点を踏まえて次回にチャレンジしてみてください。

もしくはくず湯で日常的に温めておいたほうが身体は元気になるでしょう。

◽️『神仏集合』コミュニティ…?

月額制(or月謝)で、勤行の指導をしようかなとふと思いつきました。

祝詞やお経は山ほどありますが、他所の勤行のやりかたなどをみてると、その人に適切なものをあげている方って、修行者でも意外と少なかったりします。

その理由はいくつかありますが、明治維新以降、日本の信仰形態が破壊されてきたことが問題の根幹でしょう。

祝詞やお経はその人の背景や先祖、その時のテーマ、その季節のもの、供養であれば勿論宗派などからいくつかバリエーションが生じます。

世には素晴らしい祝詞やお経が沢山あるのに、そこに興味があるにも関わらず、それらに触れずに人生が終わるのはホントに勿体ないなぁと思うのです。

そこを私がチョイスしていきます。

イメージとしては”オンライン講”みたいな感じでしょうかね。

まず本人の抱えるテーマや問題、信仰との関わり方などを洗い出します。それらを踏まえて日々唱えるとよい祝詞やお経を提示します。
必要であれば月に一回、一緒に奏上します。

「これであってるのかな?」となんとなくモヤモヤしてるくらないなら、どんな感じなのか一緒にやって、五感で感じて頂ければと思います。

全ての知識は自ら体現して実学に繋げていかないと宝の持ち腐れになります。
修験道というのは昔から続いている実学の形です。

祝詞やお経には教えや意味がありますが、
それ以上に周波数や響きも大切であり、
身体で感じなければ本当の意味で自分の中にスッと入ってきません。

ということで、興味ある方はお声がけください。

◽️追伸

さてさて週末は御嶽山です。

もし何かご相談ごとや祓い案件などありましたら今週中に頂けると助かります。

金曜まで若干空いてますので何かあれば伺えます。

重い案件は御嶽の滝でしっかり祓ってきたほうが私としても安心ですので。。。苦笑

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